バックログ項目ダイアログボックス

バックログ項目ダイアログボックスは、アクセス方法によって異なる目的(作成、変更、読取り専用)に使用されます。

ダイアログボックスは、次のセクションで構成されています。

  • バックログ項目の主要情報とコマンドを提供するヘッダー

  • 常に主要なコマンドと属性を表示する共通セクション

  • ダイアログボックスの右側のボタンを使って自由に追加、削除することができるオプショナルセクション

注記

セクションを削除するには、そのセクションのすべての既存オブジェクトを削除しておく必要があります。

バックログ項目ダイアログボックスを使って新規バックログ項目を作成した場合、ダイアログボックスの右下に次のボタンが表示されます。

  • 完了 – バックログ項目作成を終了し、ダイアログボックスを閉じます。

  • 完了&新規 - 定義したバックログ項目を作成し、新規バックログ項目ダイアログボックスを開いて次のバックログ項目を作成します。

  • Cancel – バックログ項目を作成せずにダイアログボックスを閉じます。

ヘッダー

BacklogItemHeader.png

ダイアログボックスの上部には、バックログ項目のキー名前ワークフローステータスと次のコマンドが表示されます。

WorkflowAction

ワークフローアクション

バックログ項目のワークフローステータスを変更できます。

notesUnread22_md.png

注記

注記(notesNewUnread22_md.png)ボタンは新規注記があるかどうかを示し、注記ダイアログボックスを開きます。

MoreVertical

その他

次のコマンドにアクセスできます。

  • 履歴 – ワークフローチャート、ワークフロー履歴とアクティビティーストリームを表示するポップアップを開きます。

  • 別のプロジェクトに移動 – 選択したバックログ項目を別のアジャイルプロジェクトに移動します。

  • コピー – バックログ項目をコピーします。

  • 削除 - 選択したバックログ項目を削除します。

  • 印刷 – 新しいタブにバックログ項目の印刷用バージョンを表示します。

次の属性が表示されます。

受任者

バックログ項目に割り当てられたリソースです。次の操作が可能です。

  • "受任者追加"ラベル(あるいは割り当てられたチームメンバーの名前)をクリックすると、(イテレーションチーム、バックログ項目レベルで定義されたチームあるいはプロジェクトチームの)チームメンバーリストが表示されます。

  • 解除(closepopupcirclehover22_md.png)ボタンをクリックすると受任者フィールドが空白になります。

イテレーション

バックログ項目が添付されたイテレーションです。次の操作が可能です。

  • 添付(EditColor)ボタン(あるいはイテレーション名)をクリックするとイテレーションポップアップが開き、バックログ項目を添付するイテレーションを選択することができます。

  • 削除(closepopupcirclehover22_md.png)ボタンをクリックするとイテレーションフィールドが空白になります。

リリース

バックログ項目が添付されたリリースです。次の操作が可能です。

  • 添付(EditColor)ボタン(あるいはリリース名)をクリックするとリリースポップアップが開き、バックログ項目を添付するリリースを選択することができます。

  • 削除(closepopupcirclehover22_md.png)ボタンをクリックすると、リリースフィールドが空白になります。

エピック

バックログ項目が添付されたエピックです。次の操作が可能です。

  • 添付(EditColor)ボタン(あるいはエピック名)をクリックするとエピックポップアップが開き、バックログ項目を添付するエピックを選択することができます。

  • 削除(closepopupcirclehover22_md.png)ボタンをクリックするとエピックフィールドが空白になります。

ストーリーポイント

このバックログ項目に定義した予測ストーリーポイント数です。

(システム設定ワークスペースのアジャイル設定フォルダーのグローバルオプションタブにある“タスクバックログ項目のストーリーポイント予測を許可”オプションが無効な場合)タスクバックログ項目では、予測工数が表示されます。

共通セクション

メインセクションには、名前タイプチームビジネス値優先度期限了承が表示されます。

計画セクションには、ストーリーポイント完了日ストレッチ項目予測工数実工数残工数の情報が表示されます。

注記

ストーリーポイントは、システム設定ワークスペースのアジャイル設定フォルダーのグローバルオプションタブにある“タスクバックログ項目のストーリーポイント予測を許可”オプションが有効な場合にだけ利用できます。

任意セクション

オプショナルセクションは、ダイアログボックスの右側のボタンを使って自由に追加、削除することができます。

タスク

BacklogItemTasks.png

タスクセクションには、タイプがタスクのコネクトされたバックログ項目に関する次の指標が表示されます。

  • バックログ項目 – 完了したバックログ項目数、合計バックログ項目数、対応する進捗バー、完了率を表示します。

  • ストーリーポイント – 完了したストーリーポイント数、合計ストーリーポイント数、対応する進捗バー、完了率を表示します。

  • 予測工数実工数残工数

    注記

    予測工数と残工数フィールドは、システム設定ワークスペースのアジャイル設定フォルダーのグローバルオプションタブの対応する設定が有効な場合にだけ利用できます。実工数フィールドは、プロジェクトのアクティビティーログ機能が無効な場合には変更できます。

セクションの残りは、タスクバックログ項目だけを表示するコネクションコネクションセクションと同じものです。コネクションの管理に関する詳しい情報は、下記をご覧ください。

ヒント

タスクセクションからタスクバックログ項目を作成する場合、作成されるバックログ項目は同じエピックを継承します。

コネクション

コネクションセクションでは、バックログ項目間のコネクションをレビューできます。コネクション作成方法は2つあります。

  • 手動 – 例えば、ストーリーバックログ項目とタスクバックログ項目間にコネクションを作成し、細分化された要素を識別することができます。

  • 自動 – チェックリストをバックログ項目に変換した場合、新規に作成されたバックログ項目とチェックリストが属していたバックログ項目との間に自動的にコネクションが作成されます。

BacklogItemConnections.png

それぞれのコネクションは、キータイプ名前受任者ワークフローステータスを示すカードとして表現されます。

注記

作業項目は、ワークマネジメント機能を使う際にも表示されます。

次のツールを利用できます。

NewProject

作成して接続

作業項目あるいはバックログ項目を作成し、選択中のバックログ項目にコネクトします。

ConnectionColor

既存に接続

コネクションを作成するバックログ項目あるいは作業項目を選択するよう要求されます。

MoreVertical

その他

次のコマンドにアクセスできます。

  • コネクション詳細 – コネクションの作成者作成日をポップアップ表示します。

  • コネクション削除

チェックリスト

チェックリストセクションでは、同じバックログ内で管理する複数のステップあるいはサブタスクを識別することができます。

BacklogItemChecklist.png

チェックリストは、名前完了日で区別されます。

注記

項目をチェックすると、完了日は自動的に入力されます。

チェックリスト項目を管理するための次のツールを利用できます。

NewProject

新規

チェックリストポップアップを開き、名前完了完了日説明のチェックリスト属性を入力します。

DeleteRed

削除

選択したチェック項目を削除します。このコマンドを使うには、少なくとも1つの項目を選択(ボックスをチェック)する必要があります。

comment-gray-light-full.png

説明

チェックリスト項目に説明が入力されているかどうかを示します。

CheckFullGreen

チェック

チェックリスト項目が完了したことを示します。

MoreVertical

その他

次のコマンドにアクセスできます。

  • 編集チェックリストポップアップを開き、チェックリスト項目属性を変更することができます。

  • 変換バックログ項目ダイアログボックスを開き、チェックリスト項目を自動的にバックログ項目に変換します。チェックリスト項目は、変換後に削除されます。

  • 削除 – 対応するチェックリスト項目を削除します。

添付

添付セクションでは、選択したバックログ項目にドキュメントを添付(URLリンクを設定)することができます。スプレッドシートには、名前とURLの属性が表示されます。

次のコマンドを使うことができます。

NewProject

新規

スプレッドシートに行を追加します。

DeleteRed

削除

選択した添付を削除します。このコマンドを使うには、少なくとも1つの添付を選択(ボックスをチェック)する必要があります。

依存

依存セクションでは、バックログ項目の先行タスクを識別することができます。

BacklogItemDependencies.png

次のコマンドを使うことができます。

NewProject

作成してリンク

バックログ項目ダイアログボックスを開き、自動的に選択中のバックログ項目の先行タスクとなる新規バックログ項目を作成します。

DependencyColor

既存にリンク

現在のバックログ項目の先行タスクとなる既存のバックログ項目を選択します。

DeleteRed

削除

選択した依存を削除します。このコマンドを使うには、少なくとも1つの依存を選択(ボックスをチェック)している必要があります。

アクティビティーログ

アクティビティーログセクションでは、バックログ項目に使った工数を入力できます。アクティビティーログは、ユーザー日付実工数コメントで構成されます。

次のコマンドを使うことができます。

NewProject

新規

スプレッドシートに新しい行を追加します。

DeleteRed

削除

選択したアクティビティーログを削除します。このコマンドを使うには、少なくとも1つのログエントリーを選択(ボックスをチェック)する必要があります。

受け入れ

受け入れセクションには、バックログ項目の完了を判断する基準を説明するテキストを入力できるリッチテキストフィールドがあります。

この判断基準が満たされると、バックログ項目の了承フィールドをチェックできます。