アクションとは、一人あるいは少人数のチーム、グループで遂行される個別のタスクです。本来のタスクとは異なり、実行することが主眼となります。
つまり、タスクとはプロジェクトを完了するためにリソースに割り当てられるアクティビティーであり、アクションとはリスクの軽減、課題の解決、成果物の分割、変更要求の考慮などのために定義されるタスクです。
アクションは通常、プロジェクト関係者が何らかのアクションが必要なことを発見し、会議の場で作成されます。要求される活動がアクションとして文書化され、普通はチームメンバーの一人に割り当てられます。アクションを割り当てられた人物は、アクションを実行し、結果を報告します。達成されたアクションは完了されたアクションとして記録され、実行すべきアクションのリストから除外されます。
アクションが持つことができる関係は、次の通りです。
変換 | アクションのワークフローステータスが"クローズ"になった時にこの関係が発生します。アクションが別のオブジェクトになりますので、その変遷を追跡することができます。 アクションは、成果物(1-1)あるいはタスク(1-1)に変換されます。 | |
添付 | アクションを別のオブジェクトに添付し、相互に共有する要素の一部あるいはすべてを関連付けることができます。このコネクションは、自由に作成、削除することができます。 アクションには、添付(1-N)とバックログ項目(N-N)を添付することができます。 アクションは、変更要求、課題、成果物に添付することができます。 | |
添付先 | アクションに別のアクションとコネクション(1-N)を設定することができます。 |