エクスポートシナリオは、システム管理者がデザイナーのXMLエクスポートシナリオビューで定義します。
SciformaからエクスポートするXMLファイルに含めるデータは、XMLエクスポートシナリオで定義されます。データ分類ごとに、エクスポートに含めるか除外するかを選ぶこともできます。例えば、リソース割り当て情報が社外秘の場合、エクスポートから除外する(タスクのみを選択)ことができます。
さらに、シナリオに含まれるデータ分類にはユーザー定義フィルターを適用し、データ分類内の特定のデータだけをエクスポートすることができます。
4つの定義済みXMLエクスポートシナリオが表示されます。
すべて(組み込みフィールド) | このシナリオは、すべての組み込みデータ分類(プロジェクト、タスク、割り当て、リソースなど)の組み込みフィールドと式をすべてエクスポートします。 |
MSPにエクスポート | このシナリオは、プロジェクト、割り当て、カレンダー、リソース、タスク、リンクのデータ分類の組み込みフィールドと式だけをエクスポートします。 |
タスクのみ | このシナリオは、プロジェクト、カレンダー、タスクのデータ分類の組み込みフィールドと式だけをエクスポートします。 注記 タスクデータ分類には、MSP出力のフラグの付いたタスクだけをエクスポートするため、“MSPインテグレーション”システムフィルターが追加されます。 |
タスクと割り当て | このシナリオは、プロジェクト、リソース割り当て、カレンダー、費目割り当て、タスクのデータ分類の組み込みフィールドと式だけをエクスポートします。 |
次の点に注意してください。
先行タスクあるいは後続タスクがエクスポートに含まれない場合、それらのタスクへのリンクも自動的に除外されます。また、子タスクがエクスポートされる場合は、(フィルター条件を満たさない)親タスクも常にエクスポートされます。
シナリオに定義されたデータ分類とフィールドだけがエクスポートされます。選択したデータ分類にフィルターが適用されている場合、そのフィルターは自動的に適用され、フィルター条件を満たさないフィールドは除外されます。