チームメンバー

このトピックに関係するワークスペースとビューを紹介します。

タイムシートワークスペース

このワークスペースは、チームメンバーが割り当てられたタスク(および他のタスク)に実際に費やした時間を報告することを主な目的としています。

警告

システム管理者がシステム設定ワークスペースで設定したオプションによって、表示される情報や使用できる機能は異なります。

Timesheet_workspace.png

タイムシートワークスペースは、次のセクションで構成されています。

タイムシートカードパネル

タイムシートカードパネルには、選択した月のタイムシートカード (週ごとに1枚のタイムシートカード)が表示されます。

Timesheet_cards_panel.png

それぞれのタイムシートカードには、次のステータスがあります。

  • 今週 – 実績時間を入力できる状態です。タイムシートは非稼働(非アクティブ)から作業中(アクティブ)に移行します。

  • 提出済み – 提出コマンドを実行し、実績時間をリソースマネージャあるいはプロジェクトマネージャに報告した状態です。

  • レビュー済み – 提出した実績はレビューされています。このステータスは、リソースマネージャがタイムシートをレビューした場合にだけ適用されます。

  • 承認済み – 提出(レビュー)された実績データが承認された状態です。このステータスは、プロジェクトマネージャがタイムシートを承認した場合にだけ適用されます。

  • 訂正 – 提出した実績がリソースマネージャあるいはプロジェクトマネージャに了承されず、修正のためにチームメンバーに戻された状態です。

タイムシートカードパネルタイムシートカードをクックすると、選択した週のタイムシートが表示期間パネルに表示されます。

プロジェクトとタスクのインポート

チームメンバーは、先週または先月のプロジェクトやタスクをタイムシートにインポートすることができます。

プロジェクトとタスクをインポートするには、以下の手順を実行します。

  1. タイムシートカードパネルインポートボタン(Import_button.png)をクリックします。

    注記

    タイムシートが編集モードになっている場合にのみ(タイムシートの状態が作業中または訂正になっている場合)、インポートボタンが表示されます。

  2. 選択した表示モードと表示設定に応じて、インポートボタンには、以下に示す2つのオプションが表示される場合があります。

    • データとともにプロジェクトとタスクをインポート – 表示モードとしてを選択し、表示設定として全週を選択した場合に、このオプションが表示されます。

      設定

      表示期間パネルの右側にあるその他ボタンをクリックすると、全週表示設定を選択できるようになります。

      PreferredDisplayFullWeeks.png

      システム設定ワークスペース、プロジェクト設定フォルダー、追跡オプションタブ、タイムシートオプションセクションで「タイムシートの間隔選択を有効化」設定がオンになっている場合にのみ、その他ボタンが表示されます。

      警告

      タスクに対して「実工数」がすでに入力されていて、その値が先週の値と異なっている場合は、値が上書きされます。

      警告

      表示されている期間内に非稼働日が含まれていて、システム設定ワークスペース、プロジェクト設定フォルダー、追跡オプションタブで「非稼働日の実績を許可」設定が無効になっている場合、 非稼働日の実工数はインポートされません。

    • プロジェクトとタスクのみインポート – 表示モードとしてを選択し、表示設定として同じ月内の日のみを選択するか、任意の表示設定に対して表示モードを選択した場合に、このオプションが表示されます。

      設定

      表示期間パネルの右側にあるその他ボタンをクリックすると、同じ月の日だけ表示設定を選択できるようになります。

      PreferredDisplayOnlyDaysBelongingToTheSameMonth.png

      システム設定ワークスペース、プロジェクト設定フォルダー、追跡オプションタブ、タイムシートオプションセクションで「タイムシートの間隔選択を有効化」設定がオンになっている場合にのみ、その他ボタンが表示されます。

  3. インポートした先週または先月のプロジェクトとタスクは、タスクパネルに表示されます。

    注記

    先週または先月のタスクをインポートした場合、表示されている期間内の既存のタスクは保存されたままになり、引き続きタスクパネルに表示されます。

表示期間パネル

システム設定でシステム管理者が選択した間隔とズーム設定にしたがい、表示期間パネルには、異なるオプションが表示されます。

  • 表示モード

  • 表示モード

Time_Navigation_Panel.png

月ビューモードで2つの月にまたがる週では、その他 (MoreVertical) ボタンをクリックして、表示内容を選択することができます。

注記

この設定は、システム管理者がシステム設定ワークスペースで設定します。

それぞれの日に、次のステータスが表示されます。

  • 作業中 – 実績時間を入力できる状態です。タイムシートは非稼働(非アクティブ)から作業中(アクティブ)に移行します。

  • 承認済み – 提出(レビュー)された実績データが承認された状態です。このステータスは、プロジェクトマネージャがタイムシートを承認した場合にだけ適用されます。

  • 訂正 – 提出した実績がリソースマネージャあるいはプロジェクトマネージャに了承されず、修正のためにチームメンバーに戻された状態です。

  • 提出済み – 提出コマンドを実行し、実績時間をリソースマネージャあるいはプロジェクトマネージャに報告した状態です。

  • レビュー済み – 提出した実績はレビューされています。このステータスは、リソースマネージャがタイムシートをレビューした場合にだけ適用されます。

タイムシートの提出と取り消し

すべての実績を入力したら、提出ボタンをクリックしてタイムシートを提出することができます。

注記

週表示、月表示で提出ボタンが表示される条件は、システム管理者がシステム設定ワークスぺースで設定します。

注記

システム管理者がシステム設定ワークスペースで定義したオプションによっては、チームメンバーが提出を取り消し、内容を変更できる取り消しコマンドが表示されます。

警告

タイムシートを提出すると、リソースマネージャかプロジェクトマネージャが修正を要求するか、チームメンバーが取り消しボタンをクリックしない限り、変更はできなくなります。

工数入力ルール

システム管理者は、リソースに工数入力ルールを割り当てることができます。工数入力ルールとは、リソースがタイムシートを入力する際に守るべき規則のことです。

ルールを強制します。ルールに違反した場合、警告メッセージが表示され、問題が解決されるまでタイムシートを提出することはできません。

注記

工数入力ルールは、システム管理者がデザイナーの時間追跡ビューで定義します。

強制ルール

Enforced_Rules.png

任意の期間の提出

任意の期間の提出方法

  1. マウスを提出する日の上に置き、選択する最後の日をクリックすると、選択が有効になります。

  2. 提出期間ボタンをクリックします。

Submit_Custom_Period.png

選択を解除するには、期間の最後の日をクリックするか、選択解除 (Clear_selection_button.png)ボタンをクリックします。

警告

システム管理者は、システム設定ワークスペースのプロジェクト設定フォルダーの追跡オプションタブにある"タイムシート個別提出を有効化"設定をオンにすることで、ユーザーが任意の期間の実績を提出できるようにします。

注記

期間選択の開始日は、常に表示期間の最初の日となります。

注記

任意の期間を選択すると、アクティビティレベルに表示されるその週の総工数は読み取り専用となります。したがって、タイムシートを部分的に提出している場合、ユーザーはアクティビティレベルで工数の合計を入力することはできません。

タスクパネル

タスクパネルでは、実績の入力、残り時間の更新、アクティビティログのインポートをすることができます。

Tasks_panel.png

デフォルトでは、選択した期間に割り当てられたすべてのタスクがプロジェクト別に表示されます。

それぞれのタスクには、次のステータスが表示されます。

  1. 作業中 – 実績時間を入力できる状態です。タイムシートは非稼働(非アクティブ)から作業中(アクティブ)に移行します。

  2. 承認済み – 提出(レビュー)された実績データが承認された状態です。このステータスは、プロジェクトマネージャがタイムシートを承認した場合にだけ適用されます。

  3. 訂正 – 提出した実績がリソースマネージャあるいはプロジェクトマネージャに了承されず、修正のためにチームメンバーに戻された状態です。

  4. 提出済み – 提出コマンドを実行し、実績時間をリソースマネージャあるいはプロジェクトマネージャに報告した状態です。

次のツールを利用することができます。

pin_active.png

固定

自分が割り当てられていない場合でも、タスクパネルに常に表示されるようタスクをピン止めします。

input_indicator_comment.png

注記

注記を入力することができます。

注記アイコンは、実績セルの上にカーソルを置くと表示されます。

新規タスクの追加

タスクパネルには、表示期間パネルで選択した期間に自分に割り当てられたすべてのタスクが表示されます。

計画されていなかったタスクの作業を行った場合、そのタスクを自分に割り当てることができます。

Sciformaでは、リソースはプロジェクトに関連しないタスクを自分に割り当て、休暇や病欠を含む完全なタイムシートを提出することができます。

新規タスクの追加方法

  1. + タスクボタンをクリックします。

  2. タイムシートに追加ポップアップで、追加するタスクの種類を選択します。

    1. プロジェクトをクリックし、表示されるプロジェクトリストからプロジェクトを選択すると、そのプロジェクトのタスクリストが表示されます。タスク名をクリックすると、タスクがタイムシートに追加されます。複数のタスクを追加する場合は、チェックボックスをチェックして複数のタスクを選び、タイムシートに追加ボタンをクリックします。

      注記

      割り当てられるのは、公開プロジェクトのタスクだけです。

    2. 非プロジェクト割り当てをクリックし、非プロジェクトタスクのリスト(有給、病欠、陪審員など)を開きます。タスク名をクリックすると、タスクがタイムシートの非プロジェクトセクションに追加されます。複数のタスクを追加する場合は、チェックボックスをチェックして複数のタスクを選び、タイムシートに追加ボタンをクリックします。

      注記

      非プロジェクトのタスクは、システム管理者が設定します。

プロジェクトマネージャがクローズしたタスクは、次のように処理されます。

  • クローズされた割り当てタスクに対する選択中の期間の実績時間が0でない場合、その実績時間が表示されます。

  • 実績時間が入力されていないタスク割り当ては、計画時間の有無にかかわらずタイムシートビューから除外されます。

  • 割り当て追加機能では、クローズされたタスクは表示されません。

  • クローズされたタスクとクローズされたプロジェクトのタスクはタスクパネルでは常に"(クローズ)"と表示され、編集ではできません。

タスクの削除

チームメンバーは、実工数が既に入力されている場合でも、タイムシートからタスクを削除することができます。

注記

タスクの削除機能を使用しても、タスクがプロジェクトから削除されるわけはありません。タイムシートに表示されなくなるだけです。

タイムシートのステータスが提出済みレビュー済み承認済み適用済みの場合は、タスクを削除することはできません。

  1. タスク行をクリックして、削除するタスクを選択します。

  2. 行が水色に変わります。

  3. 画面下部の削除ボタンをクリックします。

  4. 警告メッセージが表示されます。次のどちらかを選択します。

    1. Yesボタンをクリックして、削除を実行します。

    2. close22_md.pngボタンをクリックして、削除を中止します。

実績の入力

  1. 実績を入力するタスクの実績セルをクリックします。

  2. 実績時間を入力します。

注記

割り当てられたタスクの場合、青い時計(input_indicator_planned-effort.png)が実績セルの右下に表示されます。時計をクリックすると、計画値が自動的に入力されます。

また、計画工数を入力したいタスクの残工数セルの左側に表示される白い時計(White_clock.png))をクリックすると、全期間に計画工数を適用することができます。時計をクリックすると、すべての日に計画値が自動的に適用されます。

非稼働日の実績の入力

  1. 実績を入力するタスクの実績セルをクリックします。

  2. 実績時間を入力します。

注記

非稼働日に工数を入力すると、提出ボタンに表示される1週間の総工数と日数に、非稼働日も考慮されます。

警告

システム管理者は、システム設定ワークスペースのプロジェクト設定フォルダーの追跡オプションタブにある"非稼働日の実績を許可"設定をオンにすることで、ユーザーが非稼働日に実績を入力できるようにします。

週合計の実績の入力

  1. 週の合計工数を入れるタスクの週の合計工数セルをクリックします。

  2. 実績時間を入力します。

注記

非稼働日に実績を入力できる場合でも、総工数はすべての稼働日に均等に分割され、非稼働日に入力された値は消去されます。

非稼働日の実績セルに実工数を入力した場合、総工数は再計算されますが、再分配はされません。

残り時間の入力

必要に応じて、残り時間を提案することができます。提案された残り時間は、提出後にプロジェクトマネージャが適用するかどうかを決めます。

  1. 残工数を入力するタスクの残り時間セルをクリックします。

  2. 表示されるタスクポップアップの提案された残工数セルに値を入力します。

アクティビティーログ

アクティビティーログボタンは、アジャイルのバックログ項目と作業項目に費やした時間を表示しますので、タイムシートを簡単に更新することができます。

警告

タイムシートにログのデータを表示させるには、アジャイル同期機能を使って、タスクとチームメンバーをインポートする必要があります。

アジャイルあるいは作業項目機能を使うよう設定されているシステムでは、システム管理者はタイムシートワークスペースでアクティビティーログを利用できるオプションを設定することができます。設定を有効にすると、アクティビティログボタンが表示さrます。

アクティビティログのインポート方法

  1. アクティビティーログボタンをクリックします。

  2. アクティビティログのインポートポップアップで、アクティビティログをインポートするバックログ項目あるいは作業項目のボックスをチェックします。

    注記

    コメント(notesUnread22_md.png)アイコンをクリックすると、入力されたコメントを表示する読取り専用ポップアップが開きます。

    Activity_Log_EN.png
  3. アクティビティログのインポートボタンをクリックすると、対応するアクティビティーログが自動的にタイムシートに実績としてインポートされます。

    注記

    作業項目のアクティビティーログをインポートすると、対応するタスクが自動的にスプレッドシートに追加されます。

    注記

    ログのインポートボタンは、アジャイルに登録されたログとタイムシートの実工数に違いがある場合にだけ表示されます。

    注記

    次の場合を除き、クローズされたプロジェクト/タスクは、アクティビティログのインポートポップアップには表示されません。

    • 自分に割り当てられたクローズされたタスクがタイムシートに含まれている時。

    • プロジェクトマネージャがタスクをクローズする前にアクティビティログをインポートした時。

    この場合、アクティビティの工数は再インポートされません。

タスクに関するアクティビティログは、タスク名の上にカーソルを置くと表示される次のボタンを使ってインポートできます。

Log_Task_EN.png

訂正コメント

リソースマネージャあるいはプロジェクトマネージャは、提出されたタスクの実工数を了承せず、チームメンバーに戻して修正を要求する場合があります。

タイムシートを差し戻す際、リソースマネージャあるいはプロジェクトマネージャはチームメンバーにコメントへの添えることができます、

プロジェクトマネージャが訂正コメントを書いた場合、訂正コメントはタスクパネルに、リソースマネージャが訂正コメントを書いた場合、訂正コメントは表示期間パネルに表示れます。

Rework_Comment_2.png