ワークフロー

アイデアワークフロー

Sciformaのデフォルトのアイデアワークフローは次の通りです。

IdeaWorkflow.png

デフォルトでは、デフォルト権限(ユーザーに読取り/書込み権限を許可)とデフォルト責任者(ステータスを変更することができる責任者)は、ワークフローレベルのすべてのユーザーに設定されています。

ワークフローステータス

定義

新規

アイデア作成時のワークフローステータスです。

提出済み

アイデアのスコアと説明を定義し、評価とレビューが終わると、アイデアを提出することができます。提出することで、アイデアは承認プロセスへと移行します。

却下

アイデアのステータスを却下にすることは、アイデアが承認プロセスに失敗したことを意味します。

却下ステータスになったアイデアは、クローズされたとみなされます。

重複

アイデアのステータスを重複にすると、現在のアイデアの元となったアイデアを指定するよう要求されます。

重複ステータスになったアイデアは、クローズされたとみなされます。

承認済み

アイデアのステータスを承認済みにすることは、承認プロセスには成功したが、アイデアに対するアクションは何も実行されていないことを意味します。

承認済みステータスになったアイデアは、クローズされたとみなされます。

新規プロジェクト

アイデアのステータスを新規プロジェクトにすることは、そのアイデアが承認プロセスに成功したことを意味し、アイデアにコネクトされる新規プロジェクトを作成するよう要求されます。

新規プロジェクトステータスになったアイデアは、クローズされたとみなされます。

接続済み

アイデアのステータスを新規プロジェクトにすることは、そのアイデアが承認プロセスに成功したことを意味し、アイデアをコネクトする既存プロジェクトを作成するよう要求されます。

接続済みステータスになったアイデアは、クローズされたとみなされます。

新規アイデア作成時のワークフローは、次のように定義されています。

  • タイプレベルに定義されたワークフローを継承する。

  • アイデアのタイプが定義されていないか、選択したタイプにワークフローが設定されていない場合、フォルダーのワークフローを継承する。

  • アイデアフォルダーにもワークフローが設定されていない場合、デフォルトのアイデアワークフローを継承する。

設定

システム管理者は、システムデータワークスペースのアイデアタブでアイデアタイプのデフォルトワークフローを定義することができます。

ワークフローステータスの変更時には、次の処理が行われます。

  • アイデアの現在のスコアと定義がスナップショットとして自動的に記録されます。このスナップショットは、評価傾向ダイアログボックスで参照することができます。

  • コメントを入力できるポップアップが表示されます。入力したコメントは、ワークフロー情報ダイアログボックスに表示されます。

設定

コメントと自動スナップショットは、システム管理者が"アイデアワークフローコメント"と"ステータス変更時のアイデアのスナップショットを有効化"オプション(システム設定ワークスペースのプロジェクト設定フォルダーにあるワークフローオプションタブ)をオフにしている場合は、利用できません。