シミュレーションサンドボックスボタンをクリックすると表示される予算シミュレーション全画面ビューでは、ポートフォリオマネージャが比較するシミュレーションシナリオを多数作成し、最適なものを適用することができます。
予算シミュレーションビューの初回アクセス時には空白のステータスが表示され、新規シナリオを作成するよう要求されます。
新規シナリオボタンをクリックすると、新規シナリオの名前と説明を入力することができます。作成されたシナリオには、選択したポートフォリオフォルダーとそれに含まれるすべてのプロジェクトの現在の予算が自動的にコピーされます。
次に予算シミュレーションビューを使って、現在の設定を変更することなく、選択したポートフォリオやプロジェクトにコストセンターを追加したり、除外することができます。
予算シミュレーションビューでは、次の処理を行います。
予算シミュレーションを作成する。
予算シミュレーションを比較して最適なシナリオを適用する。
適用済みの予算シミュレーションをレビューする。
予算シミュレーションビューには、選択したタブによって次の表示オプションがあります。
 | 初期値 | シミュレーション開始時の値を表示します。 |
 | 工数表示 | 入力されたままの工数(“定義通り”)と換算額(“コストとして”)のどちらを表示するかを選択できます。 注記 このオプションは、混合予算タイプ(コストと工数コストセンターの両方)が有効な場合にだけ選択できます。 |
データ表示 | “プロジェクト”別(デフォルト)あるいは“コストセンター”別に表示します。 | |
フィルターポップアップには、次のフィルターオプションが表示されます。
コストセンター | ビューに選択したコストセンターだけを表示します。 |
タイプ | 指定したタイプのコストセンターだけを表示します。 |
予算シミュレーションビューには、表示する期間を指定できる期間ツールバーがあります。
シミュレーションタブでは、シミュレーションシナリオの作成と管理を行います。
このビューは次の要素で構成されています。
シナリオの作成、選択、適用を行うことができるシナリオリストパネル
左パネルでシナリオを選択すると右側に表示されるシナリオ詳細ビュー
シナリオリストパネルには、選択したポートフォリオに作成されたすべてのシナリオのリストが表示されます。
次のボタンを使って、パネルの表示と非表示を切り替えることができます。
 | 表示 | パネルを表示します。 |
 | 閉じる | パネルを隠します。 |
パネルの上部には、新規シナリオボタンがあります。クリックするとシミュレーションシナリオポップアップが開き、新規シナリオの名前と説明を入力することができます。
作成されたシナリオには、選択したポートフォリオフォルダーとそれに含まれるすべてのプロジェクトの現在の予算が自動的にコピーされます。
シナリオリストパネルでは、シナリオはそれぞれカードとして示されます。
シナリオカードには、次の情報とコマンドが表示されます。
名前 | シナリオの名前です。 | |
作成日 | 新規シナリオの作成時に自動的に設定されます。 | |
 | その他 | 次のコマンドにアクセスできます。
|
説明 | シナリオの説明です。 | |
起案者 | 新規シナリオの作成時に自動的に設定されます。 | |
適用 | 対応するシナリオを適用します。 | |
シナリオリストパネルの下にある凡例を見るラベルをクリックすると、色指標の凡例ポップアップが開きます。
色指標は、システム管理者がシステム設定ワークスペースの一般設定フォルダーの色指標タブのコスト設定で定義します。
データがプロジェクト別に表示されている場合、予算シミュレーションをさまざまなレベルで編集、管理できるスプレッドシートが表示されます。
ポートフォリオ – 選択したポートフォリオフォルダーに配置されたコストセンターのリストと期間別の予算を表示します。色指標をクリックすると、コストセンターのポートフォリオ予算詳細が表示されます。
プロジェクト – プロジェクトごとに配置されたコストセンターのリストと期間別の予算を表示します。
プレースホルダー – プレースホルダーごとにまだ存在しないプロジェクト用のコストセンターのリストと期間別の予算を表示します。
ポートフォリオレベルで表示される色指標は、コストセンター別のポートフォリオのターゲット予算と対応するプロジェクトとプレースホルダー予算の合計値の差を強調するために使用されます。シナリオリストパネルの右下にある凡例を見るボタンをクリックすると、色指標の凡例を見ることができます。
色指標は、システム管理者がシステム設定ワークスペースの一般設定フォルダーの色指標タブのコスト設定で定義します。
コストセンター追加コマンドをクリックすると、次のオプションが表示されます。
既存プロジェクトにコストセンター追加 – 既存プロジェクトにコストセンターを配置します。
プレースホルダーにコストセンター追加 – プレースホルダーを作成し、まだ作成されていないプロジェクトの予算を設定することができます。
スプレッドシートでは、次のコマンドを使うことができます。
 | コストセンター追加 | 対応する要素(ポートフォリオ、プロジェクト、プレースホルダー)に新しいコストセンターを追加します。 |
| その他 | 次のコマンドにアクセスできます。
|
“コストセンター”表示の場合、スプレッドシートにはコストセンターごとの期間別ポートフォリオ予算とプロジェクト予算が表示されます。
次のコマンドを使うことができます。
| プロジェクト追加 | 選択したコストセンターを別のプロジェクトに追加します。 |
| その他 | 次のコマンドにアクセスできます。
|
次の指標があります。
 | 緑(青信号) | プロジェクト予算の合計とポートフォリオ全体の予算が同額であることを示します。 |
 | 琥珀(黄信号) | コストセンター別のポートフォリオ予算と対応するプロジェクトとプレースホルダー予算の合計値の差を強調するために使用されます。 シナリオリストパネルの右下にある凡例を見るボタンをクリックすると、色指標の凡例を見ることができます。 |
 | 赤(赤信号) |
色指標は、システム管理者がシステム設定ワークスペースの一般設定フォルダーの色指標タブのコスト設定で定義します。
比較タブには、オープンされているシナリオの要約版がカードとして表示され、最適なシナリオを選択できるよう、シナリオ値を比較することができます。
シナリオカードの上部には、名前、起案者、作成日、説明の情報が表示されます。
次のコマンドがあります。
開く | シナリオを選択したまま、シミュレーションタブに切り替えます。 |
適用 | 対応するシナリオを適用します。 |
データがプロジェクト別に表示されている場合、シナリオカードの読み取り専用スプレッドシートには、まずポートフォリオ予算が、次にプロジェクトとプレースホルダー予算の合計が表示され、簡単に比較することができます。プロジェクトとプレースホルダー予算の詳細は、次のように表示されます。
次の指標があります。
| 緑(青信号) | プロジェクト予算の合計とポートフォリオ全体の予算が同額であることを示します。 |
| 琥珀(黄信号) | コストセンター別のポートフォリオ予算と対応するプロジェクトとプレースホルダー予算の合計値の差を強調するために使用されます。 シナリオリストパネルの右下にある凡例を見るボタンをクリックすると、色指標の凡例を見ることができます。 |
| 赤(赤信号) |
色指標は、システム管理者がシステム設定ワークスペースの一般設定フォルダーの色指標タブのコスト設定で定義します。
コストセンター別に表示されている場合、シナリオカードの読取り専用スプレッドシートには、ポートフォリオレベルに定義された予算とポートフォリオフォルダーに含まれるプロジェクトおよびプレースホルダーのコストセンター別の詳細予算が表示されます。
ポートフォリオレベルで表示される色指標は、コストセンター別のポートフォリオのターゲット予算と対応するプロジェクトとプレースホルダー予算の合計値の差を強調するために使用されます。
ビューの右下の凡例(
)ボタンをクリックすると、色指標の凡例を見ることができます。
色指標は、システム管理者がシステム設定ワークスペースの一般設定フォルダーの色指標タブのコスト設定で定義します。
履歴タブには、これまでに適用されたすべてのシナリオが読み取り専用バージョンで表示されます。
適用されたシナリオは、それぞれカードとして示されます。
次のボタンを使って、パネルの表示と非表示を切り替えることができます。
| 表示 | パネルを表示します。 |
| 閉じる | パネルを隠します。 |
適用済みのシナリオカードには、次の情報とコマンドが表示されます。
名前 | シナリオの名前です。 | |
作成日 | 新規シナリオの作成時に自動的に設定されます。 | |
| その他 | 次のコマンドにアクセスできます。
|
説明 | シナリオの説明です。 | |
起案者 | 新規シナリオの作成時に自動的に設定されます。 | |
シナリオカードを選択すると、その情報が読取り専用でビューの右側に表示されます。
シナリオリストパネルの下にある凡例を見るラベルをクリックすると、色指標の凡例ポップアップが開きます。
色指標は、システム管理者がシステム設定ワークスペースの一般設定フォルダーの色指標タブのコスト設定で定義します。
データ表示がプロジェクト別にグループ化されている場合、シミュレーションタブのシナリオ詳細のプロジェクトビューが読取り専用で表示されます。適用(
)アイコンをクリックすると、(プロジェクトがロックされていたり、無効だったため)適用できなかったプロジェクトに再度シナリオを適用することができます。