請求タブ

作業ワークスペースの請求タブは、請求機能を使うために必要なすべてのツールを提供します。

請求タブには、次の表示モードを選択できるツールバーがあります。

viewmode_activeoverviewgeneric22_md.png

概要

キーポイントとチャートを表示します。

viewmode_activegridtable22_md.png

グリッド

タスクリストを表示します。

Cost

トランザクション

プロジェクトレベルとタスクレベルの請求可能利得トランザクションを表示します。

viewmode_active_money22_md.png

発注

発注を管理します。

この表示モードは、単一プロジェクト選択の場合にのみ利用できます。

viewmode_activeswimlanekanban22_md.png

かんばん

タスクの請求ステータスを迅速に更新します。

この表示モードは、単一プロジェクト選択の場合にのみ利用できます。

概要モード

概要モード(viewmode_activeoverviewgeneric22_md.png)は、プロジェクトマネージャがチャートとキーポイントセクションでプロジェクトの請求状況を把握するためのモードです。

キーポイントセクションには、売上合計、総コスト、マージン(売上合計/総コスト)、請求可能工数、請求不可工数が表示されます。

期間別売上vsコストチャートには、プロジェクトの期間中の月別の売上合計とプロジェクト総コストの比較が表示されます。

請求済みvs.請求予定チャートは、請求ステータス別の請求可能金額を表示します。

ヒント

カーソルをチャートの上に置くと、正確な請求予定金額が表示されます。

発注チャートでは、発注別の予算と売上合計を比較できます。

グリッドモード

グリッドモード(viewmode_activegridtable22_md.png)には、タスクリストと請求属性が表示されます。

スプレッドシートのツールバー

請求スプレッドシートのツールバーは、ガントツールバーとほぼ同じで、次のように構成されています。

  1. タスク挿入セクション

  2. コマンドセクション

  3. ガントフィルターダイアログボックスへのアクセス

タスク挿入

タスク挿入セクションを使うと、指定した数のタスクをプロジェクトに挿入することができます。

GanttInsertTask.png

タスクを挿入するには、まずドロップダウンリストで作成するタスクの数を選択し、次にタスクの挿入(addnewbluecircle_22_md.png)ボタンをクリックする必要があります。

タスクを挿入する際、次のオプションを利用できます。

前に挿入

ガントスプレッドシート内で選択したタスクの上に、同じWBSレベルのタスクとして挿入されます。

後に挿入

ガントスプレッドシート内で選択したタスクの下に、同じWBSレベルのタスクとして挿入されます。

子の挿入

ガントスプレッドシート内で選択したタスクの下に、タスクの子タスクとして挿入されます。(選択した)親タスクとなるタスクにリソースあるいは費目割り当てがある場合、割り当ての削除を確認するメッセージが表示されます。

注記

タスクを選択せずにタスク挿入ボタンをクリックした場合、新しいタスクはリストの最後に追加されます。

コマンド

ツールバーからは、次のコマンドにアクセスできます。スプレッドシートでタスクを選択しないと表示されないコマンドもあります。

ImportTemplateGrey

テンプレート挿入

次のようにテンプレートを挿入します。

  • スプレッドシートでタスクが選択されていない場合、プロジェクトの最後に挿入されます。

  • スプレッドシートでタスクが選択されている場合、選択中の最後のタスクの上に挿入されます。

IndentGrey

インデント

タスクをWBS階層の1つ下のレベルに移動します。

OutdentGrey

アウトデント

タスクをWBS階層の1つ上のレベルに移動します。

DeleteGrey

削除

選択したタスクを削除します。

SummarizeGrey

表示タスク階層の指定

ガントチャートに表示する詳細レベル(子タスクのレベル数)を指定することができます。

AddResources

リソース割り当て

次のコマンドにアクセスできます。

  • ハード割り当て – リリースを指定して割り当てます。

  • ソフト割り当て – (ソフト割り当て属性を入力するか、汎用リソースを選択することで)ソフト割り当てを行います。

  • リソース置換 - リソース置換ダイアログボックスを開き、別のリソースを指定して割り当てることができます。

  • 汎用リソースに入力 – 汎用リソースにリソースを指定して割り当てます。

RemoveResourcesGrey

リソース削除

次のコマンドにアクセスできます。

  • リリース削除 – 指名リリースの割り当てを削除します。

  • 汎用リソース削除 – 汎用リソースの割り当てを削除します。

scrollintoview_monochrome22_md.png

自動スクロール

選択したタスクが表示されるよう、ガントチャートの表示領域を自動的にスクロールします。

MoreHorizontal

その他

次の追加コマンドにアクセスできます。

  • リソースの平準化 – プロジェクトのリソースを自動的に平準化します。

  • 進捗更新

  • 番号の付け直し – プロジェクトタスクの番号を付け直します。

  • アウトラインコードの生成 – 接頭辞、接尾辞、文字列、区切り記号を使って独自のアウトラインコードを作成することができます。

  • 反復タスク挿入 – 指定した間隔で自動的に繰り返されるタスクを挿入することができます。

  • 実績削除 – 選択したタスクに適用されたすべての実績データを削除します。

  • タスクの解消 – 先行タスクと後続タスクの関係を維持したままタスクを削除することができます。

  • 遅延とギャップの削除 – 選択したタスク間のギャップとタスクの遅延を削除します。

  • タスクをクローズ – 選択したタスクのステータスをクローズにします。

    注記

    親タスクをクローズすると、子タスクもクローズするかどうかを問い合わせるプロンプトが表示されます。

  • フラグを付ける – 選択したタスクにフラグを付けます。

  • フラグ削除 – 選択したタスクのフラグを除去します。

  • タスクにタグを付けるタグポップアップを開き、新しいプロジェクトタグを作成したり、選択したタスクに指定したタグを付けることができます。

  • タグ削除 – 選択したタスクに付けられていたタグを除去します。

フィルター

ツールバーの右側のフィルター(FilterGrey)ボタンをクリックすると、ガントフィルターダイアログボックスが開きます。

フィルターを同時に複数適用することができます。結果として、すべてのフィルター条件を満たすタスクだけがガントチャートに表示されます。

フィルターを適用すると、フィルター(FilterGrey)ボタンが青(FilterBlue)に変わります。

スプレッドシート

BillingGridSpreadsheet.png

各タスクの名前開始日終了日期間完了率請求可能確認済み請求モード請求可能額発注請求ステータス請求日が表示されます

注記

請求モード列は、プロジェクトの請求モードが「ハイブリッド」の場合にだけ表示されます。

請求モードは、プロジェクト管理ダイアログボックスのセットアップフォルダーから請求の高度な属性にアクセスして設定します。

右端のメニュー(GearGantt)ボタンをクリックすると、タスク詳細ダイアログボックスが開きます。

メインツールバーにある次のオプションを使って、スプレッドシートの表示内容を絞り込むことができます。

請求ステータス

選択した請求ステータス(請求済みあるいは請求予定)のタスクだけを表示します。

請求可能タスクのみ

請求可能なタスクだけを表示します。

トランザクションモード

トランザクションモード(Cost)では、選択したプロジェクト内の種類が“利得”のトランザクションをプロジェクトレベルとタスクレベルで作成、管理します。

重要

トランザクションモードでは、請求可能な利得トランザクションだけが表示されます。このビューで請求不可の利得トランザクションを作成すると、財務ワークスペースの利得ダイアログボックストランザクションサブタブに表示されます。

BillingTransactions.png

トランザクションスプレッドシートには、(タスクあるいはプロジェクト)、タイプ日付金額請求日請求ステータスのトランザクション属性が表示されます。

注記

請求ステータスは、プロジェクトトランザクションの場合にだけ編集できます。タスクに設定されたトランザクションでは、タスクの請求ステータスが読み取り専用で表示されます。

トランザクションスプレッドシートには、次のツールがあります。

NewProject

新規

次のコマンドにアクセスできます。

  • プロジェクトトランザクショントランザクションダイアログボックスを開き、プロジェクトレベルで新しいトランザクションを作成します。複数のプロジェクトが選択されている場合、プロジェクトを指定するよう促されます。

  • タスクトランザクション – 新しいトランザクションを作成するタスクの選択を促し、トランザクションダイアログボックスを開きます。

DeleteRed

削除

選択したトランザクションを削除します。このコマンドを使うには、少なくとも1つのトランザクションを選択(ボックスをチェック)する必要があります。

EditPenGrey.png

詳細

トランザクションダイアログボックスを開きます。

注記

このビューで作成したトランザクションを保存すると、自動的に請求可能になります。

発注モード

発注モード(viewmode_active_money22_md.png)では、プロジェクトの発注を管理します。発注はそれぞれ、使用可能(請求可能)な金額を表します。

BillingPONumbers.png

発注モードは、次のもので構成されています。

  1. ツールバーと発注カードのある発注リストパネル

  2. 選択した発注の詳しい情報を表示する発注詳細ビュー

  3. 選択したプロジェクトの発注情報を表示する発注詳細ビュー

発注リストパネル

発注リストパネルの上部には、次のコマンドのあるツールバーが表示されます。

deselectAllWhiteBlue22_md.png

選択解除

ボックスをチェックした選択中のすべてのカードの選択を解除します。

addWhiteBlue22_md.png

追加

新しい発注を作成します。

DeleteBlue

削除

選択した添付を削除します。このコマンドを使うには、少なくとも1つの発注を選択(ボックスをチェック)する必要があります。

それぞれの発注は、名前使用金額消費率を示すカードとして表示されます。

BillingPOcards.png

発注がクローズされているかどうかも示されます。

注記

消費率は、発注の請求可能額/予算で計算されます。

発注概要ビュー

発注リストパネルで発注を選択していない場合、発注概要ビューが表示されます。

BillingPOOverview.png

選択したプロジェクトのすべての発注に関する次の情報が表示されます。

  • 発注チャートには、発注別の予算合計と売上合計が表示されます。

  • キーポイントセクションには、選択したプロジェクトの合計予算が金額と日数で表示されます。

  • 発注スプレッドシートには、選択したプロジェクトのすべての発注の名前説明日付予算(円)予算(日)クローズが表示されます。

発注詳細ビュー

いずれかの発注が選択されている場合、発注詳細ビューには選択した発注の詳しい情報が表示されます。

次の情報が表示され、編集することもできます。

名前

発注の名前です。

販売責任者

ユーザーリストから販売責任者を選択することができます。

クローズ

発注がクローズされているかどうかを示します。クローズされた発注は、タスクやトランザクションに関連付けることができなくなります。

注記

クローズされた発注は、"クローズを表示"オプションを使わないと表示されません。

日付

発注の日付(参照用)です。

予算(日)

発注の予算を日数で定義することができます。

予算(円)

発注の予算を金額で定義することができます。

リンク

発注に関するURLリンクを入力できます。リンクが入力されると、フィールドの右端の矢印アイコンをクリックして、ブラウザーの新しいタブにリンク先のページを開くことができるようになります。

発注をタスクに関連付けると、請求レートサブタブで売上の計算に使用する売上レート(職種別)を確認することができます。

BillingPOrates.png

次のコマンドを使うことができます。

NewProject

新規

スプレッドシートに新しい請求レートを追加します。

importTemplate22_md.png

初期化

次のオプションがあります。

  • 発注 – 別の発注から職種レートをコピーします。

  • プロジェクト売上レート – プロジェクトから職種レートをコピーします。

注記

初期化コマンドは、プロジェクト売上レートソースが"プロジェクト職種"の場合にしか使用できません。

説明サブタブには、選択した発注に関する追加情報を入力できるリッチテキストセクションがあります。

トランザクションサブタブには、トランザクションモードとほぼ同じビューが表示されます。トランザクションサブタブでトランザクションを作成すると、作成されたトランザクションは自動的に選択中の発注に関連付けられます。

かんばんモード

かんばんモード(viewmode_activeswimlanekanban22_md.png)では、請求可能タスクのステータスを簡単に更新することができます。

かんばんパネルの各列には、請求ステータス("請求済み"、"請求予定")が表示されます。

請求可能タスクは、請求可能額、タスク名、請求日、タスクに割り当てられたリソースのリストを示すカードとして表示されます。

BillingKanbanCard.png