許容できるバッファ消費を決定する計算結果を表示します。これを超えると、クリティカルチェーンプロジェクトが最終期限を過ぎてしまう危険があります。
クリティカルチェーンプロジェクトのステータスについては一般的に、バッファ消費を監視することで、プロジェクトステータスを評価します。すべての使用可能な"余分な"時間が消費されてしまった場合(すなわち、合流バッファとプロジェクトバッファが消費された場合)、そのプロジェクトは、最終期限を過ぎてしまう可能性が高いということです。しかし、バッファ消費がどの程度なら良いのでしょうか?
このフィールドでは、一連の内部計算に基づいて、現時点で必要なバッファのサイズを計算し、それをバッファそのものの期間から差し引いて、表示します。
バッファ消費期限フィールドは、バッファ消費フィールドを補完するフィールドです。
注記
現在の残りチェーンが当初のチェーン長さと等しい場合、バッファ消費期限は0です。
バッファ以外のタスクに対しては、バッファ消費期限は空白となります。
手動でバッファが挿入されたとき、バッファの計算パラメータのデフォルトは、追加定数0の分散の積和の平方根で計算されます。
タスクを作成した後にバッファタスクへ変換した場合、このフィールドを計算するために必要な情報は保存されません。この場合、フィールドには、"初期化されていません"と表示されます。何か意味を持つ値を表示させるには、まず、計画モードに切り替え、バッファの挿入コマンドを使用するか、個別のバッファタスクを選択してから、バッファの更新コマンドを選択します。これにより、このフィールドの情報を表示するために必要な値がプロジェクトと一緒に保存されます。