プロジェクトのベースラインは、計画と実際の隔たりを計測するために使用します。正確なベースラインがあってこそ、パフォーマンスの計測が意味を持ちます。プロジェクトのベースラインは、計画時の期間、工数、コストの情報です。プロジェクトのベースラインは、プロジェクトの実行と管理活動の前にキチンと定義され、文書化しなければなりません。
プロジェクトの実行がスタートすると、プロジェクトのベースラインを使って変更管理を行い、あらゆる変更とプロジェクトへの影響を評価します。スコープ、コスト、スケジュールの変更を厳密に管理しなければ、意味のある計測をすることはできません。変更が承認されると、(その変更を織り込んだ)新しいベースラインをオリジナルの計画として保存し直す必要があります。計画が時間の経過とともにどのように進捗し、変化するのかを記録することは良い考えです。
プロジェクト要件の度重なる変更は、最初の要件分析が不完全だったか、プロジェクトの初期段階でユーザーと顧客のコミュニケーションが不足していたかを示しているのかもしれません。
Sciformaではプロジェクトごとに14までのベースラインを保存し、プロジェクト変更の履歴を記録しておくことができます。
Sciformaで現在のデータと特定のベースラインに記録されたデータを比較するには、現在のベースラインを選択する必要があります。
プロジェクトレベル | タスクレベル | 割り当てレベル |
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プロジェクトレベル | タスクレベル | 割り当てレベル |
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