有効化と無効化

デフォルトでは、新しく作成したプロジェクトのステータスは"アクティブ"です。何らかの理由で、プロジェクトマネージャがプロジェクトを無効化した場合、有効化コマンドで再度有効にすることができます。データセレクターには、プロジェクトマネージャが再度有効化できるよう、無効化されたプロジェクト(バージョンアイコンに赤い斜線で表示)も表示されます。

Sciformaでは、データベースからのプロジェクト消去に対して安全対策を取っております。プロジェクトをデータベースから完全に削除(消去)するには、そのプロジェクトを無効化する必要があります。これは、必要なプロジェクトが削除されることを避けるための措置です。消去されたプロジェクトは復活できません。したがってプロジェクトを消去する場合は、プロジェクトマネージャ、リソースマネージャ、プロジェクトを管理する部門長などに確認をとってから実行することをおすすめします。

有効化

有効化コマンドはプロジェクトのステータスをアクティブにします。

選択したバージョンを無効化

選択したバージョンを無効化コマンドは、選択したバージョンのプロジェクトのステータスを"非アクティブ"にします。データベースから消去できるプロジェクトは、"非アクティブ"なプロジェクトだけです。

すべてのバージョンを無効化

このコマンドを使うと、選択したプロジェクトのすべてのバージョンが無効化されます。このコマンドは、ポートフォリオフォルダーが設定されているプロジェクトでしか利用できません。

プロジェクトマネージャがプロジェクトを無効化する理由

例えば、プロジェクトマネージャがポートフォリオマネージャに提出したビジネスケースが企業戦略に一致していない場合、プロジェクトを中止し、無効化することがあります。ただし、市場の状況や企業戦略が変わった際には、再度有効化することで、ビジネスケースを再提出することができます。